皆さんよく眠れていますか?
このブログでは読んでいただいている方に、
快適な睡眠ができるような情報を提供しています。
眠れない時に
羊が一匹、羊が二匹と数えることがあります。
あれは効果があるのでしょうか?
結論から言うと全くありません。
◎なぜ羊か?

これは英語圏で生まれた話です。
英語で羊はSHEEP(シープ)
眠るのはSLEEP(スリープ)なので
語呂が良く、そういう迷信ができているのです。
まあ「眠れ眠れ」と暗示しているのなら、
全く意味がない訳ではないのですが、
日本語で「羊」と言ってしまえば、
むしろ眠れなくなります
ただしこの「SHEEP」という言葉は
2つの意味で眠くなります。
1つは先に書いたように「SLEEP」と
同じ暗示にかかるということ。
もう1つはヨーロッパではSHEEP(羊)とは
たくさんの群れを思い出すということです。
それはのどかな光景です。
こういった光景を思い浮かべることは
精神をリラックスさせ、副交感神経優位に誘い、
眠りやすい状態を作ります。
◎日本では逆効果!

他方日本ではあまり意味がありません。
先に書いたように日本語では
「羊(HITSUJI)」です。
あまり眠たくなりません。
さらに日本では羊はそれほど一般的ではなく、
羊を思い浮かべた時の親近感が湧きません。
こういったことから、
日本で羊を数えることは止めた方が良いでしょう。
特に、生真面目な人は羊を数えることに
集中してしまったために、
脳が活性化することがあります。
そういうことにならないように、
気を付けなければなりません。
◎どうすればよいか?

では羊を数えなければ、
どうすればよいのか?
色々やり方はありますが、
要は別のことを数えればいいんです。
数を数えるのは、
それによって疲れて眠くなるからです。
つまり多少疲れるが、
緊張を強いるようなモノではダメなのです。
仕事で何かを数えているような人は、
業務を思い出して眠れません。
そうではなく、「羊」のような
たわいもないようなものがいいでしょう。
お薦めは、今日あった「うれしいこと」
今日一日色々なことがあったかと思いますが、
その中でうれしかったこと、
楽しかったことを思い出します。
例えば、通勤途中で子供が遊んでいたとか、
昼飯で、いつもより多めにおかずが盛ってあったとか、
帰る時に、乗り換えでドンピシャンに電車が来たとか
何でもいいんです。
緊張を強いないために、
業務のことは外した方が良いでしょうが、
売店の女の子に、笑顔で挨拶されたとか、
信号を3つ連続で渡れたとか、
何でもいいのです。
それらを数えているだけで、
ウトウト眠くなると思います。
一度試してみてください。
