睡眠と不眠の間に…!

皆さんよく眠れていますか? 眠れていない皆さんに、眠りのメカニズムと眠りの方法を解説します。

起床時間を一定にさせる?しかしシフトがかわる仕事はどうするか?



皆さんよく眠れていますか?
このブログでは読んでいただいている方に、
快適な睡眠ができるような情報を提供しています。



朝起きると人は目覚めとともに
朝日を一杯に浴びることができます。

そうすると体内時計がリセットされ、
その16時間後に眠くなるのですが、
シフトが変更される人はどうなのでしょうか?




夜勤の人はまだよい!

子供(イラスト)1


これまでは
朝起きて夜寝る
という人を対象に書いてきました。

でも世の中には
そういう人ばかりではありません。

例えば夜勤の人

通常であれば、朝起きたら朝日を浴びるべきです。
しかし夜勤の人は朝になると眠る時間です。

朝日は脳を覚醒させます。
特に目から朝日を取り入れることはご法度です。


だから夜勤の人はできるだけ
朝日を浴びないように行動します。

できるだけ地下や日陰を歩き、太陽を避けます。

そしてサングラスや帽子で武装し、
太陽光を直接浴びないようにします。

とにかく夜勤明けには
朝日が大敵です。

極力浴びないように心がけましょう。





夜勤と決まっていれば問題ないが…!

男性3


しかし夜勤と決まっているのであれば、
それほど問題ではありません。

たしかに人間は夜寝て朝起きるリズムが
一番体に負担がかからないのですが、
必ず夜勤と決まっているというのは、
規則正しい生活には役立ちます。

毎日、夜仕事をして、朝終り、
できるだけ朝日を浴びないようにして、
帰ったら、あまり食事をしないで眠る。

食事を多くすると、
消化のため睡眠が妨げられます。


そして昼過ぎに起きて、
しっかり太陽に当たり、セロトニンを分泌させます。


そのうえで、もう一度ます
この睡眠はあまり深い睡眠でなくても良いのです。



深い睡眠は最初の4~5時間の睡眠中に
とってしまいます。


そのために、できるだけ早く就寝し、
体温が上がらないようにします。
体温が上がると眠れなくなります。


こういう状態で
最初の2回のノンレム睡眠をしっかりとります。

でも夜勤ばかりの人ばかりではありません。

例えば看護師さんのように、
シフトが頻繁に変わるケースはどうなのでしゅか?




シフトが変わるケースの対処法!

夜泣き1


このケースはしいのです。

何度も書いているように、
快適な睡眠には規則正しい生活が必要です。

その前提が崩れています。

だから規則正しい生活にはマイナスで、
快適な睡眠にもマイナスです。

肝心の起床時間を
合わせることができません。


でも全く対処できないかというと
そうでもありません。

それは小まめにシフトを
変更することを止めることです。



1週間で日勤から、準夜勤、深夜勤など
変化すると、対応が難しいのですが、

例えば今月は深夜勤務…とか、
今月は日勤…とかであれば対応は可能です。


これは個人で対応できませんが、
職場の能率アップのためにも
協力できることではないでしょうか。


またコア時間をつくることも必要でしょう。


例えば早番遅番というシフトの会社があれば、
夜中は仕事をやっていないはずですから、
例えば0時~5時までは必ず眠ると決めるのです。

そうすると、その時間は眠るように、
メラトニンが生成されるようになります。

ただしこれは看護師の職場では難しいでしょう。


いずれにせよ、シフトが頻繁に変わるより、
1か月くらいで変わる方が体の負担が減ります


一考に値すると思います。


イヌ1




よく眠るためには眠る時間ではなく、起床時間を一定にさせること



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しっかり眠るためには
起床時間を一定にする必要があります。

起床の16時間後に眠くなるので、
起きる時間が一定でないと寝る時間も一定しません。

よく眠るには、よく起きることが必要です。





起床時間で寝る時間が決まってくる!


日差し3


人間が眠たくなるのは
起きた時間によって決まってきます。


起きた時間の16時間後、眠くなるのです。

だから夜11時に寝ようと思えば、
朝の7時に起きなければならないのです。


不眠状態を解消し、しっかり眠るためには、
如何によく起きるかを考えなければなりません。


毎日、何時に寝て、何時間睡眠をしたいのであれば、
何時に起きるのかを決めましょう。





朝起きるのは…!


男性4


「朝は苦手だ!」

という人は多いでしょう。

私も決して得意ではありません。


毎朝、目覚まし時計に起こされても、
二度寝、三度寝をしてしまい寝坊してしまう。


これも辛いものです




できれば朝は…
すっきりと寝覚めたいと思いませんか?

朝に起きが苦手な人には、
こういう方法があります。



実は人間には、起床時間に合わせて
体を目覚めさせる機能があります。


目覚める数時間前から
コルチゾールというホルモンが活発に分泌されます。

コルチゾールはストレスをかけられると、
増加してそれに対応します。


しかし睡眠中分泌することで
目覚ましの役割を果たしてくれます。


これが一定の時間に
分泌するようにすればよいのです。



そのためにはもちろん規則正しい生活を送り、
毎日同じ時間に起きるようにすればよいのですが、

それ以外にもこういう方法があります。


「明日は○○時に起きる!」

と念じるのです。



別に…非科学的なことを
書いているのではありません。

人間の脳は強く要求すると、そのように働くのです。



できれば、口に出して言いながら、
紙に書くのがいいでしょう。

そしてその文字をしっかり認識しながら、
声に出して、脳にインプットします。


一度では無理ですが、
毎日やっていると自然と、
脳にインプットされるようになります。


もちろんある程度の睡眠を
しっかりとることが前提になりますが。


睡眠不足では、起きることはできません。

良い睡眠は、良い起床から!



そして起床をしたら太陽を一杯に浴びて、
体内時計をリセットしましょう。


例え、眠る時間が多少遅くなっても、
起床時間は一定にするように心がけてください


ネコ5




睡眠の必要な2つの自律神経!交換神経と副交感神経

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自律神経とは?



女性2

良き睡眠をするためにはどうすればいい?

睡眠は自律神経の変化に影響を受けます。

自律神経よく聞く言葉ですが、
では自律神経とは何でしょうか?

自律神経は内臓等の活動を
管理している不随意神経です。


不随意神経
またわからない言葉が踊っています。

不随意神経とは自分の意思で
動かすことが出いない神経を言います。




つまり自律神経とは、呼吸や発汗、体温調整や代謝、
そして内臓器官等を機能を司ります。

これは運動神経や感覚神経等の体性神経系とは別です。
運動等は意思で動かせるので「随意神経」といい、

対して意思で動かすことができない自律神経は
「不随意神経」と呼ばれます。


運動などは自分の意思で動かすことができますが、
汗や呼吸などは意思ではどうしようもない。


たくさん運動することで
呼吸をたくさんするというのは
自分の意思で動かしていることになりません。

意思で動かせるなら、たくさん運動しても
呼吸を激しくしないこともできるはずです。


でもそういうことはできません。

つまり呼吸は発汗などは、
意思ではどうしようもないものなのです。


その意思ではどうもできない不随意神経が自律神経

そして自律神経は
「交感神経」と「副交感神経」に分かれます。



交感神経と副交感神経

「交感神経」は活動中に活発になる神経で、
特に昼間の活動期に活性化されます。

「副交感神経」は休息時に活発になる神経で、
睡眠中は副交感神経が活性化されます。


交感神経は活発に活動している時に活性化します。
特に運動状態の時には活性化され、
発汗や心拍数の上昇、筋肉の緊張等が行われます。
いわゆる「起きている」状態とされます。


副交感神経は身体が休息時に活性化する神経です。
身体は落着き、心拍数は減少し、筋肉は緩和され、
つまり「休んでいる」時に活性化するのです。


休息状態、特に睡眠状態には
「副交感神経優位」の状態を作ります。





副交感神経優位

ネコ3



副交感神経が優位になるには、
リラックスした環境を作らなければなりません。

先に書いたように交感神経は活動時に活性化します。

この交感神経とは「闘争と逃走の神経」と言われるように、
身体の危機に対して「身構えている」状態です。

このような緊張の連続状態は心身ともに負担が大きい訳です。



眠らない生物はいません。


人間のような特殊例(天敵がいない)はさておき、
ある種の安全な環境の生き物は野生動物でも眠る。

眠ることは命の危険性があります。

しかしそれでも眠ることを必要としているのです。


そういった生物にとって不可欠な「睡眠」は、
緊張状態から解放されることで

眠りやすい状態になります。

このリラックスした状態を作る。
つまり「副交感神経優位」の状態を作ることで

速やかに寝付くことでき、
最初と2回目のサイクルで現れる
「深睡眠」状態に入ることができます。




副交感神経を高めるために…!


三年寝太郎2

副交感神経を高めるには、
逆説的ですが交感神経を刺激しないことです。


つまり刺激を与えないことです。


大きな音を出さない、強い光を当てない、
強い運動をしないといったことで、
興奮状態にならないことが必要です。


よく仕事で帰りが遅くなって、
明日も早く寝なければならない。

それなのに「眠れない」
ということがあると思います。

心身ともに疲れているはずなのに
…早く眠りたいのに眠れない。

ベッドに入っても目が冴えてくる。



これは交感神経が活性化しているからです。

先程までに仕事をガンガンやっていて、
交感神経が刺激された状態にあり、
それが副交感神経優位になっていないからです。


もちろん仕事が忙しいと、
仕事のことばかり考えて、脳が緊張しているので
眠ることができないということもあります。



これら睡眠のための神経を認識し、
速やかに寝付くことで「睡眠の質」を高めることができます。


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