ネコ11



体温と不眠!




最近暑い日が続きます。



熱いと寝苦しくなります。
寝付いても深く眠ることができず、
すぐに起きてしまうこともあります。




このような現象は
どうして起きるのでしょうか?






人が眠くなる時には深部体温が下がります。


深部体温 つまり体内の体温です。


よく病気の時に熱を測るのは
表面の体温です。


そうではなく、体内の体温を測るのです。



そうすると、睡眠をするときに
深部体温が低下していることがわかります。



ところでどうして深部体温が低下すると
眠くなるのでしょうか?





人の睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の
2種類があります。


レム睡眠は浅い眠りで、体は眠っているのですが、
脳は覚醒している状態です。


ノンレム睡眠はその逆で、
脳が眠っている深い睡眠です。



最初に眠る時には、
深いノンレム睡眠に入ります。



つまり脳をめるのです。


脳を休めるとは
脳のエネルギー代謝を抑えるのです。


最初に眠るためには
脳の代謝を抑えて、エネルギー消費を下げる
そのために深部体温が減少するのです。



ネコ2




春眠暁を覚えず!



しかし疑問があるかもしれません。



春眠暁を覚えずというように、

暖かくなると眠くなるではないか?

と思うかもしれません。





また冬などに寒い中から帰ってきて、
暖かい室内に入ると眠くなることもあるでしょう。



これは体を温めると眠くなるのではないか?

体温が下がると眠くなる
というのは間違いではないか?…と。





実はそうではないのです。



冬の寒い時には体温を保護するために、
内部に血液を集中します。


そのために深部(内部)体温が
下がらないのです。


よく寒い時には手足が冷たくなり、
血の気が失せることがありますが、
実際に血の巡りは悪いのです。


体温が下がる時には
放熱をしなければなりません。


つまり手足に血流を行き渡らせて、
温度を上げて、熱を放出するのです。


そうしないと体温は下がらないのです。



つまり冬に室内に帰ると、
それまで手足の血流が抑えられていたのが
暖かい部屋に入ると、手足の血管が拡張し、
血流量が上がり、手足の温度が上がる。


そして熱を放出して、
深部体温が下がるのだ。





これは一部の冷え性の女性にも言えます。


冷え性の女性は

手足が冷たくて眠れない

と言います。



本人の認識としてはその通りなのでしょうが、
実際はそうではありません。


これは手足が冷えることで、
手足から熱が放出されない。
そのために深部体温が下がらないから
起きることです。


そのため手足を湯たんぽなどで温めると
血流量が増え、手足が温まり、熱が放射されて
深部体温が下がるので、眠くなるのです。


体温=深部体温と睡眠とは
密接なつながりがあります。



夏の暑いときに眠れない人は、
深部体温を下げるように努力してください。




イヌ1