皆さんよく眠れていますか?
このブログでは読んでいただいている方に、
快適な睡眠ができるような情報を提供しています。




眠れない時に
羊が一匹、羊が二匹と数えることがあります。

あれは効果があるのでしょうか?


結論から言うと全くありません。




なぜ羊か?

子供(イラスト)1


これは英語圏で生まれた話です。

英語で羊はSHEEP(シープ)
眠るのはSLEEP(スリープ)なので
語呂が良く、そういう迷信ができているのです。

まあ「眠れ眠れ」と暗示しているのなら、
全く意味がない訳ではないのですが、

日本語で「羊」と言ってしまえば、

むしろ眠れなくなります



ただしこの「SHEEP」という言葉は
2つの意味で眠くなります。



1つは先に書いたように「SLEEP」と
同じ暗示にかかるということ。


もう1つはヨーロッパではSHEEP(羊)とは
たくさんの群れを思い出すということです。


それはのどかな光景です。



こういった光景を思い浮かべることは
精神をリラックスさせ、副交感神経優位に誘い、
眠りやすい状態を作ります。





日本では逆効果!


男性5


他方日本ではあまり意味がありません。

先に書いたように日本語では
「羊(HITSUJI)」です。

あまり眠たくなりません。


さらに日本では羊はそれほど一般的ではなく、
羊を思い浮かべた時の親近感が湧きません。

こういったことから、
日本で羊を数えることは止めた方が良いでしょう。

特に、生真面目な人は羊を数えることに
集中してしまったために、
脳が活性化することがあります。

そういうことにならないように、
気を付けなければなりません。






◎どうすればよいか?

夜泣き1


では羊を数えなければ、
どうすればよいのか?

色々やり方はありますが、
要は別のことを数えればいいんです。


数を数えるのは、
それによって疲れて眠くなるからです。

つまり多少疲れるが、
緊張を強いるようなモノではダメなのです。

仕事で何かを数えているような人は、
業務を思い出して眠れません。

そうではなく、「羊」のような
たわいもないようなものがいいでしょう。



お薦めは、今日あった「うれしいこと

今日一日色々なことがあったかと思いますが、
その中でうれしかったこと、
楽しかったことを思い出します。


例えば、通勤途中で子供が遊んでいたとか、
昼飯で、いつもより多めにおかずが盛ってあったとか、
帰る時に、乗り換えでドンピシャンに電車が来たとか



何でもいいんです。






緊張を強いないために、
業務のことは外した方が良いでしょうが、

売店の女の子に、笑顔で挨拶されたとか、
信号を3つ連続で渡れたとか、


何でもいいのです。



それらを数えているだけで、
ウトウト眠くなると思います。



一度試してみてください。

女性2