皆さんよく眠れていますか?
このブログでは読んでいただいている方に、
快適な睡眠ができるような情報を提供しています。


現在は暑い日が続きますが、
冬の時期には手足が冷たくて寝れない
ということはありませんか?

これには理由があります。





深部体温の低下!


女性6


人が眠くなるのはどういう時か?
それは体温が下がっていくときです。

その時に眠くなるのです。




でも春眠暁を覚えず
と言って温かくなると眠くなるのでは?

と思うかもしれません。

しかしそうではありません。


その体温とは深部体温なのです。

よく熱が出た時に測るのは脇の下などで
表面体温を測ります。

しかしそれは睡眠とは関係ありません。
そうではなく体内の深部体温が重要なのです。

この深部体温が下がる時に眠くなるのです。




春眠暁を覚えず

ネコ3


ではどうして温かくなると
眠くなるのでしょうか?

皆さんもよく寒い中から暖かい室内に入ると
ウトウトすることがあるでしょう。

これは体の表面が温まることで、
手足の毛細血管が広がり、
血流量が増えるため、
体内の深部体温が下がるためです。

寒い時には体温を維持するため、
手足への血の巡りが悪くなります。

そのため手足がかじかみます。

これは必要な臓器などを守るための
体の防衛機能が働いたからです。

手足より内臓とかの方が重要だからです。

しかし暖かいところに入ると、
手足の血管を拡張します。

そこで内臓を巡っていた血液が
手足の毛細血管の方にも巡ります。

それが深部体温を下げるのです。

だからりたくなるのです





手足が冷たいと…!

夜泣き2


では手足が冷たくて眠れない
というのはどういうことなのでしょうか?

これは手足が冷たいということは、
血の巡りが悪いということです。

そして熱を放出していないのです。

熱を放出しないので、
体の深部体温が下がらず、
眠気が襲わないのです。

そのために必要なのは
手足を温めて、温度を上げて、
血の巡りを良くし、熱を放出させることで、

深部体温を下げる必要があります。





夜の風呂!

夜鳴きそば


お風呂は体を温めるのに効果的です。

できれば毎日湯船に浸かりたいものです。
その際は極力ぬるめの風呂が良いでしょう。

もちろん熱い風呂でもいいのですが、
寝る間際になると体が熱くなり過ぎます。

そのため深部体温が下がりにくく、
眠りにくくなります。

もし熱い風呂が好きなのならば、
眠る3時間前には入り終わるようにしましょう。

もしぬるめのお湯なら、
寝る間際に入っても大丈夫ですし、
むしろ眠りに効果的でしょう。

それから忙しくて、
どうしても湯船に入れない人には、

シャワーでもよいのですが、
その時には首の後ろに集中的に浴びましょう。

首の後ろには太い血管が通っていますが、
そこをダイレクトに温めることで、
脳が「温まり過ぎ」と感じます。

そうすると手足に熱の放出を促すので、
手足が温かくなります。

そうするとスムーズに
深部体温が下がることになり、
寝つきもよくなります。




足を冷やさないためには!


三年寝太郎6


足を冷やさないためには、
湯たんぽなどが効果的です。

足が冷たいと眠れませんから。

その他、レッグウォーマーや
靴下などを履くといいでしょう。


ただし靴下などは注意が必要です。

それは足首を締め付けると、
血流が悪くなるということです。

そのため締め付けの
きつくないものを履きましょう。


ネコ4