睡眠と不眠の間に…!

皆さんよく眠れていますか? 眠れていない皆さんに、眠りのメカニズムと眠りの方法を解説します。

起床

よく眠るためには眠る時間ではなく、起床時間を一定にさせること



皆さんよく眠れていますか?
このブログでは読んでいただいている方に、
快適な睡眠ができるような情報を提供しています。





しっかり眠るためには
起床時間を一定にする必要があります。

起床の16時間後に眠くなるので、
起きる時間が一定でないと寝る時間も一定しません。

よく眠るには、よく起きることが必要です。





起床時間で寝る時間が決まってくる!


日差し3


人間が眠たくなるのは
起きた時間によって決まってきます。


起きた時間の16時間後、眠くなるのです。

だから夜11時に寝ようと思えば、
朝の7時に起きなければならないのです。


不眠状態を解消し、しっかり眠るためには、
如何によく起きるかを考えなければなりません。


毎日、何時に寝て、何時間睡眠をしたいのであれば、
何時に起きるのかを決めましょう。





朝起きるのは…!


男性4


「朝は苦手だ!」

という人は多いでしょう。

私も決して得意ではありません。


毎朝、目覚まし時計に起こされても、
二度寝、三度寝をしてしまい寝坊してしまう。


これも辛いものです




できれば朝は…
すっきりと寝覚めたいと思いませんか?

朝に起きが苦手な人には、
こういう方法があります。



実は人間には、起床時間に合わせて
体を目覚めさせる機能があります。


目覚める数時間前から
コルチゾールというホルモンが活発に分泌されます。

コルチゾールはストレスをかけられると、
増加してそれに対応します。


しかし睡眠中分泌することで
目覚ましの役割を果たしてくれます。


これが一定の時間に
分泌するようにすればよいのです。



そのためにはもちろん規則正しい生活を送り、
毎日同じ時間に起きるようにすればよいのですが、

それ以外にもこういう方法があります。


「明日は○○時に起きる!」

と念じるのです。



別に…非科学的なことを
書いているのではありません。

人間の脳は強く要求すると、そのように働くのです。



できれば、口に出して言いながら、
紙に書くのがいいでしょう。

そしてその文字をしっかり認識しながら、
声に出して、脳にインプットします。


一度では無理ですが、
毎日やっていると自然と、
脳にインプットされるようになります。


もちろんある程度の睡眠を
しっかりとることが前提になりますが。


睡眠不足では、起きることはできません。

良い睡眠は、良い起床から!



そして起床をしたら太陽を一杯に浴びて、
体内時計をリセットしましょう。


例え、眠る時間が多少遅くなっても、
起床時間は一定にするように心がけてください


ネコ5




お雇い外国人が見た日本の就寝文化!


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旅枕

明治時代には多くの外国人が来日した。
彼らの何人かはお雇い外国人と言い、
日本に先進技術を教えていった。

その中の一人にエドワードモースがいる。

彼は動物学者で、東京帝国大学でも教鞭を握った。


日本に初めてダーウィンの進化論を
体系的に紹介したのも彼である。


その彼の名を一躍有名にしたのが、
大森貝塚の発掘である。



その彼は日本の就寝文化についても
独特の解釈をしている。



彼はこう言っている。

「日本人は枕を持ち歩いて旅をする」


これは「旅枕(たびまくら)と言って、
木製の旅行用携帯カバンである。

これには引き出しがついていて、
櫛やそろばん、ロウソクなど身の回りの品が
コンパクトに収められている。


彼にはそれが不思議だった。


モースには
「日本には必需品は少ない」
と考えていた。


それはどういうことか?






万能の和室!

日本の和室には万能性がある。

必需品がほとんどなくても、
そこに少ない何かを持ってくると様変わりする。


例えばちゃぶ台を持ってくると、
そこは食堂になるし、

それを片付けると、くつろげる場所になる。

そして布団を持ち込むと、
そこは寝室になる。


彼は旅をする日本人を見て、

「ベッドごと旅をしているようだ」

と述べている。



枕を持参すると、和室は急に寝室に早変わりする。
その万能さをモースは指摘しているのだ。




アメリカでは寝室や食堂は分離されている。
また家族がくつろぐ部屋も別にある。

これはアメリカが広大な国土を持っていることと
関係がある。

つまり日本では国土が狭く、密集しているので、
コンパクトな作りをせざるを得ないが、
アメリカは広大な面積があり、
隣とも接していないので、多様な部屋を作れる。







納戸、押し入れ!

モースはまた、「押し入れ」にも強い関心を持つ。
このようなコンパクトで、それ故に万能な部屋は
他方で、押し入れのような部屋を必要とする。

押し入れは部屋についているものだが、
元々は納戸(なんど)と呼ばれる閉鎖空間だった。

納戸は外付けされているものだが、
それをもう少しコンパクトにして、
部屋に付属させたのが押し入れとなる。

ここには布団などを入れるが、
それは少数の必需品を入れることで、
部屋を万能に使う日本文化からすると、
必要不可欠のものである。

布団を出すと寝室になるということは、
「布団をしまう場所」も必要となる。

それが昔は納戸であり、のちに押し入れになる。

畳敷きの文化である和室。
これは素早く寝室にも様変わりすることが
求められている。

そのためには変化させるための小物を
収納するためのスペースを必要とする。


和室とは万能のモノ
そして少数の小物や必需品を入れ替えることで
素早く他の用途に利用できるもの。

エドワーズモースは和室をこのように捉えていた。











大人も朝の楽しみを!



男性5



朝の楽しみで、早起きを!



以前、子供を早寝早起きにするためには
朝の楽しみを作ることを提案しました。

それについては下を参照してください。
http://kaitekisuimin01.com/archives/22764939.html



早く起きないというのは
夜更かしをする子供が多いということです。


夜更かしをすると
睡眠時間が足りず、情緒不安定になり、
キレやすい子供が増える。


そのためには
早寝早起きの習慣をつけさせ、
十分な睡眠時間をとり、
なおかつ規則正しい生活をすることが必要です。



そのためには
朝早く起きる習慣をつけることが必要です。




しかしコンビニが24時間やっており、
インターネットが発達している昨今、
夜更かしをすることが容易になりました。


そこで朝早く起きると
好きなことができる「お楽しみの時間」を作り、
子供を早起きにさせるように提案しました。






例えばゲームの好きな子供がいると、
夜にゲームをやることは厳禁にします。


しかし朝早起きをしたら、

朝食の時間まではゲームをしても良い

と決めるのです。



そうすると子供は
早く起きるメリットを感じて
早起きするようになります。



もちろん早起きと言っても
2時や3時に起きても困る訳で、
時間は決める必要はあります。



例えば
6時まではしっかり寝ること…とか



しかしそれ以降は、朝食までの時間は
いくらやっても良いと決めます。



これはゲームでなくても例えばお菓子とか、
アイスクリームとかでもいいでしょう。


ある程度の制限の下で、
子供の朝の楽しみを作ってあげるのです。


これによって、
早起きするモチベーションが上がります。



もしかしたら
朝の時間を有効に使うために
学校へ行く支度を昨夜のうちに
するようになるかもしれません。



夜更かしの習慣は
特に子供には有害です。



そのための早寝早起きの習慣をつけるため
このような方策が有効だと思います。





ところでこれは子供だけではなく、
大人に対しても有効なのです。




女性5







大人にも朝の楽しみを!



朝起きたら好きなことができる。


もしくは朝起きた時の楽しみを作る




こういったことであれば、
朝起きるのが楽しみになります。


そして早起きの習慣ができるようになります。




特に子供時代と違って大人の場合、
睡眠時間が短くなります。


つまり早起きになるのです。




そのため早起きには
それほど苦労しないはずです。




そのため例えば朝起きたら、
30分ほど散歩するとか、


好着な読書にあてるとか、



時間を有効に使って
自分の好きなことをやりましょう。


やはり朝は体を動かすことが望ましいのですが、
DVDを見るのでも構いません。



早起きの習慣を作ると、
自然に生活リズムが良くなります。


朝の時間の有効活用に利用しましょう。



ネコ2





快適な睡眠のためには、窓際族も悪くない




ネコ6


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オフィスワーカーの錯覚!


オフィスで仕事をしている人は
照明の下で仕事をすることになります。


もちろん窓際に仕事場がある人は
照明よりも太陽に光をたくさん
浴びているかもしれませんが、
ふつうは照明の明るさに慣れているのです。



余談ですが、
窓際に仕事場がある人は窓際族などといい、
会社員の中でも立場の良くない人が付きます。


しかしこの後書くように
窓際に机がある人は、
快適な睡眠のためには
良い場所だと言えます。





オフィスで仕事をしている時は
決して暗くないと思います。


例えばビルの高いところで働いている人は
ビルから外を見る時に、中の方が明かるい
思うことはありませんか?


知識として、
外の方が明かるいということはわかっていても
感覚として、中の方が明るいと思います。


皆さんもオフィスで働いている時に、
明るい照明の下で仕事をしていると思うでしょ


しかしそれは錯覚なのです。


人の視覚は焦点を合わせるため、
日常の明るさに対応しようとします。


日常的にオフィスの中で仕事をしていると
その明るさに適用してしまうのです。



男性4


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太陽光と比べ物にならない


実はオフィスの照明は
仕事がはかどりやすいように、
500ルクス程度に調整されているのです。


机に上の高さで500ルクスです。


では太陽の明るさはどのくらいかというと
1万ルクスです。


オフィスの20という明るさです。




人は起きてから16時間後に眠くなります。

例えば朝7時に起きると、
夜11時には眠くなるのです。


それを調整しているのは
脳のマスタークロックです。


そしてマスタークロックは
体内時計の調整を行っています。


つまり起きたら朝だよと、体を目覚めさせ、
夜になると睡眠物質を排出し、眠りに誘うのです。


この時に排出するのが睡眠物質メラトニンです。


メラトニンは昼間はセロトニンという
覚醒物質に姿を変えます。


メラトニンは睡眠に誘い、
セロトニンは覚醒をソ即します。


このメラトニンは
光を浴びると排出を止めます。


それに合わせてマスタークロックは
体内時計を調整するのです。




ところでマスタークロックは暗くなると
メラトニンを排出するように即しますが、
その境目が500ルクスなのです。


つまり1日中オフィスの中にいると、
起きているのかいないのかわからず、
マスタークロックが混乱します


そのためしっかりと光を浴びて、
体内のメラトニンを量を減らして、
覚醒するようにしなければなりません。







それではどうすればよいのか?




簡単な話で、光を浴びればいいのです。


室内は500ルクス程度でも
窓際に行けば5000ルクスくらいにはなります。


新聞を読んだり、朝食を摂ったりするときも
できるだけ光を浴びるようにすれば、
時間的にも大丈夫です。


因みに5分程度光を浴びれば、
マスタークロックの調整はスムーズになります。



そういう面では窓際族は悪くありません。








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