睡眠と不眠の間に…!

皆さんよく眠れていますか? 眠れていない皆さんに、眠りのメカニズムと眠りの方法を解説します。

つらい

眠りすぎて死んでしまう!アフリカ睡眠病!



ネコ11


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック






プロスタグランジンの発見!



睡眠物質の代表例は

プロスタグランジンです。



この物質が発見されたのは
今から30年ほど前のことです。


これは京都大学と東京医科歯科大学の
共同研究チームが発見しました。



元々、100年ほど前、
現在の名古屋大学医学部の前身に所属していた
石森博士がある実験を行いました。


長時間眠らせなかった犬の
脳脊髄液から物質を抽出し、
別の犬の脳内に注射すると、
その犬が眠ることを発見しました。


この実験結果から石森博士は
眠らないでいると脳内に、
睡眠に誘う物質が溜まり
これが眠りを引き起こしている
のではないか、と考えた。



この物質はなかなか特定されませんでしたが、
先に書いたように約30年位前に
日本人の研究チームによって発見されました。



このプロスタグランジンは
起きていると徐々に脳内に溜まっていき
脳内で感知されると眠気が自覚されます


ツェツェバエ


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック









アフリカ睡眠病!


先程挙げたプロスタグランジンは睡眠物質です。
脳に働いて、睡眠に誘います。


このプロスタグランジンは脳の疲労と共に
アデノシンという物質に変化します。


アデノシンは脳の神経細胞に作用して
眠気を誘います。


これが睡眠物質と言われる所以なのです。


このプロスタグランジンの仕組みがわかることで
解明が進んだ病気があります。


それがアフリカ睡眠病です。





アフリカ睡眠病とは


ツェツェバエを媒介して感染する
アフリカの風土病で、
毎年4万人余りが死亡している。


この病気はハエにより、
トリパノソーマという原虫が感染し、
原虫が体内に影響を与えて発症する。


現在、不治の病ではないが、
アフリカでは手当てが遅れるケースも多々あり、
年間の死亡例も多い。


この原虫トリパノソーマは
脳内にプロスタグランジンを大量に発生させ、
そのため眠りっぱなしになる。


昏睡状態から死に至ることもある。



睡眠物質は眠りには欠かさせないものだが、
大量に発生すると困ったことになります。


睡眠物質の大量発生で、
永遠の眠りにつくとはシャレになりません












眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック



男性1


風邪をひいたら寝れば治るのか?



ネコ8




風邪の時にはよく寝ること!



風邪の時にはよく寝ると治る


そういう経験はないでしょうか?




確かに自分でも、そして他人肉親など)でも
風邪をひいたらよく寝れば治るということは
言われます。


これは単なる迷信なのでしょうか?




実はそうではありません。


確かに風邪をひいたらよく寝ると治るのです。


イヌ1





ノンレム睡眠の効能!


人間の睡眠には
レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。


レム睡眠は体は休んでいるが、
脳は休んでいない睡眠


ノンレム睡眠はその逆で
脳は休んでいる状態です。



人間は哺乳類の中でも
特に脳が発達した動物です。


そのために脳を休めることが必要となります。


脳を休める「ノンレム睡眠」が発達したのは
それが理由だと思います。





そしてノンレム睡眠には
別の効能があります。


それは防御機能が働くということです。







ノンレム睡眠の防御機能



細菌やウィルスが体内に侵入した際、
防御が働き、白血球がこれらを排除する


こうして作られる芽根木物質の中には
ノンレム睡眠を誘う機能を持っている物質がある。


感染時や治っている時に眠くなるのは
こういったメカニズムが働いているのだ。




風邪をひいたら、寝たら治るとは、
まったくの迷信とは言えない話なのだ。

男性1




睡眠薬の副作用



女性6


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック









睡眠薬の利用は専門医に相談!


当ブログでは、不眠に悩んでいる人に
できるだけ眠りやすい情報を
提供することを目的にしています。


そのために眠りやすい状況および環境
作ることを提案しています。



それ故に睡眠薬
利用することは勧めていません。


寝やすい状態とは簡単に言うと、
リラックスをすることが必要です。


緊張した状態や、焦った状態では
むしろ睡眠状態から逸脱してしまいます。



そのような状態を作ることが
寝やすい状態を作るのですが、


非常に強いストレスなどで悩んでいる場合、
睡眠薬は有効な手段となります。




基本的には勧めていないのですが、
全く拒否する必要はありません。




ただし睡眠薬を服用する際は
専門の医師に相談しながらやってください。


不眠も症状によって
必要な睡眠薬が変わってきます。



入眠障害(寝入りが悪い)人は、
できるだけ短期に効く睡眠薬が、


中途覚醒(何度も夜中に起きる)人は
比較的ゆっくり効く睡眠薬が必要になります。


ネコ8


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック











睡眠薬の副作用!


一般的に薬には副作用があります。
逆に副作用がない薬は効きません。
薬が効くことは副作用があるということです。


当然、睡眠薬にも副作用があります。


ただし一昔前のドラマなどであった
睡眠薬の飲みすぎで死亡するなどはありません。


ここでは主な睡眠薬の副作用を記していきます。





1.持ち越し効果

つまり起きた後にも薬が効いている状態です。

これは作用時間が長い薬に多く、
効果が切れず眠気やふらつき、
だるさ、頭痛などの持ち越し効果が起こります。



2.筋肉の弛緩作用


ベンゾジアゼピン系の睡眠薬に多いのですが、
特に足腰に力が入らなくなります。
高齢者の場合は特に気を付けなければなりません。



3.記憶障害

睡眠薬の副作用と言えば、「これ」と言われるほど
一般的なイメージがありますが、
記憶が飛ぶことはあります。

抗不安作用が強い睡眠薬に現れます。



4.反跳性(はんちょうせい)不眠

いわゆるリバウンドのことです。
これは睡眠薬を飲んでいて、
急に中断すると起きます。

場合によっては服用前より
悪くなることがあります。

薬を服用する際ももちろんですが、
止める際にも医師に相談することが必要です。

止める際には、服用する量を減らしていき、
又は期間を延ばして、徐々にやめるようにします。

急にやめることは、に慎んでください



5.奇異反応

滅多にないことですが、
睡眠薬によって、不安や緊張が増大し、
興奮したり、攻撃的になることがあります

超短期作用の睡眠薬は効果が強いので、
奇異反応が起きることがあります。



6.依存性

これもよく言われることですが、
薬がやめられなくなることです。

睡眠薬だけではなく、
酒やたばこといったものでも起きますが、
睡眠薬でも起きます。


何でも頼りすぎるのは良くないことです。




7.そのほかの副作用

その他としては長期の服用による
効果の減少があげられます。

薬に対する耐性
ができるからです。

そのためより強い薬を求めるようになり、
これが依存症になることもあります。


ただし最近の睡眠薬は
長期服用でも効果が薄れることは少ないです。

トカゲ1


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック












認知症と睡眠薬の関わり!


睡眠薬を長期に服用すると、
認知症(つまりボケ)になるという話があります。

これは記憶が飛んだり、ボーッとしたりという
副作用からそう思われるかもしれませんが、

結論から言うと、睡眠薬を服用したからといって
認知症になることはありません


先ほどの副作用も一時的なものです。

薬の作用が切れると元に戻ります。







アルコールとの併用禁止!


最後に、絶対にダメな服用法は、
アルコールと一緒に飲むことです


アルコールと一緒に飲むと、
代謝が良くなり効果が促進されます。


つまりより激しい副作用を生むのです。




アルコールと併用することは

絶対にやめてください








眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック



女性5





睡眠薬の効用!



イヌ1


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック








不眠のつらさ!


当ブログでは、不眠に悩んでいる人に
できるだけ眠りやすい情報を
提供することを目的にしています。


不眠はつらいものです。


昼間の活動が阻害されるだけではなく、
夜間も眠れずに悶々と過ごします。


この時間は永遠に続くかのようで
とても長く感じられます。





さらにつらいのが
周りの理解がないことです。



不眠で昼間の活動が阻害されて、
会議中などに居眠りをしても


やる気がない


の一言で断罪されます。




中には「夜眠れない」というと、


疲れていないからだ!


と決めつけて、
仕事量を増やす上司もいます。



それにより、
益々不眠の症状がひどくなります。




そういう人が、
ついつい睡眠薬に手を出すのは
自然のことだと思います。










睡眠薬の利用!


当ブログでは、
眠りやすい状況および環境
作ることを提案しています。



それ故に睡眠薬を
利用することは勧めていません


寝やすい状態とは簡単に言うと、
リラックスをすることが必要です。


緊張した状態や、焦った状態では
むしろ睡眠状態から逸脱してしまいます。



そのような状態を作ることが
寝やすい状態を作るのですが、


だからと言って睡眠薬を頭から拒否していません。




睡眠薬は使い方によっては
非常に有益になるからです。


不眠症は単独で出る場合が多くなく、
何らかのストレスを伴う場合がほとんどです。




仕事が忙しく、強いストレスに晒されて
布団に入っても寝付けない


こういう人には環境を整えることで
不眠から解放されます。



しかし非常に強いストレスに晒され、
不眠の症状が重かった場合、
環境を整えるだけでは効果が薄いこともあります。


そういった場合は
睡眠薬を処方することになります。





ただし必ず専門の医師に相談して
利用することを忘れないでください。


そうしないと効果がないどころか、
有害になる場合もあります。


ネコ10


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック










睡眠薬への誤解!


睡眠薬を処方すると、
悪いイメージが多くあります。


昔のドラマなどでは
睡眠薬の飲みすぎで死亡する設定がありました。


現代でも
「物忘れが激しくなる」「依存してしまう」
といった誤解があります。


一昔前にはそういった薬もありましたが、
現代ではほとんどありません。


どんな薬にも副作用があるように
完全に、安全とは申しませんが、
医師の指示に従って服用すれば、
不眠症患者への強い味方になります。




睡眠薬を、積極的には勧めませんが、
頭から拒否する必要はないのです。








睡眠薬の種類


睡眠薬の種類は
大きくつに分かれます。







1.ベンゾジアゼピン系

非常に多くの睡眠薬があります。
この睡眠薬は抗不安作用(不安を和らげる)が
あるので、ストレスが強い人には効果的です。




2.非ベンゾジアゼピン系

睡眠薬は筋肉の弛緩効果があります。
しかしこの系統は筋肉の弛緩効果が少なく
ふらつきや転倒の危険性が少ないのが特徴です。


そのため特に高齢者へよく使われる睡眠薬です。




3.非鎮静系睡眠薬

これは2010年に日本で発売になった
新しいタイプの睡眠薬です。


いわゆる「鎮静作用」や「抗不安作用」といった
睡眠薬と違い、睡眠物質メラトニンを作用させ、
自然な睡眠を誘発するものです。


メラトニン自体は、体内に自然にあるもので
昼間はセロトニンとして活動しています。





このようにタイプの違いがあります。


何度も書くようですが、
睡眠薬自体は決して悪いものではありません


しかしその処方には専門医の指示により、
服用するようにしてください。


また服用はもちろん、
止める時にも医師の指示に従ってください。



止めるときに一気に止めると、
副作用でかえって眠れなくなることがあります。



便利なものでも細心の注意を払わなければ、
かえって問題になるでしょう。









眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック



女性5



眠れなくて死亡する病気 「家族性致死性不眠症」



nemuri_neko


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック








眠れないと死ぬ?




数週間にわたって眠りを剥奪する
という実験があります。


これはネズミの実験ですが、
2匹のネズミを回転テーブルに置きます。


片方には脳波を測定し、
眠ると回転するようにできており、
回転すると、テーブルから落ちます。


両方は仕切りがしてあり、
お互いに行き来できません。


テーブルの下には水を張ったプールがあり、
ネズミは濡れるのが嫌いなので
回転テーブルが回ると目を覚まします。


もう一方には寝てもテーブルは回りません。


こういう状況で実験すると、
片方のネズミはどんどん痩せて、
2~3週間で死んでしまいます。



しかし片方のネズミは何の変化も起こりません。



面白いことに、
睡眠不足のネズミは餌を食べる量が増えます


どんどん増えていき、最終的には2倍も食べます
しかし体重は逆に減少していくのです。



女性5


眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック











眠れない病気!



人は100時間程度しか断眠できません。


ある実験では
200時間程度断眠した記録がありますが、
それも例外的な事例でしょう。


断眠が72時間を超えると、
幻聴や幻視に悩まされます。


あるはずのないものが見え、
あるはずのないものが聞こえるという
ことになります。


ただし長時間睡眠をしなくても
一晩眠ればすっかり良くなります


寝不足もリカバリーは早いのです。





ところで一睡見できなくなる病気が
あることをご存知でしょうか?


家族性致死性不眠症と言い、
イタリアの名門一族で初めて見つかりました。


基本的に遺伝する病気です。


症状が発生するのは
中年期以降に不眠が始まります。


そのまま次第に一睡見できなくなり、
7~32か月後に死亡します。



この病気は狂牛病と同様に
プリオンの異常によって起きます。


プリオンは外部から取り込むという
イメージがありますが、
事実は、人を含むすべての動物は
プリオン遺伝子を持っています。


そのプリオン蛋白が
異常を起こすことによって発生しますが、


狂牛病は、食物を介して入ってくるのに対して、
家族性致死性不眠症は家系に伝わる
遺伝子の異常によって起こります。



しかしこの病気はいまだに謎が多く、
どうして死に至るのか分かっていません


人は眠れないと死に至るのですが、
この病気はそれを証明しているのかもしれません。










眠れなくて悩んでいる人が、
ぐっすり眠ることができる方法を無料で教えます。
興味ある方はこちらをクリック



ネコ2




プロフィール

mitsuihide

夢しずく
ギャラリー
  • 睡眠にとって、明日やろうはバカ野郎なのか?
  • 睡眠にとって、明日やろうはバカ野郎なのか?
  • 睡眠にとって、明日やろうはバカ野郎なのか?
  • 寝る前の読書の習慣 睡眠に効果はあるか?
  • 寝る前の読書の習慣 睡眠に効果はあるか?
  • 寝る前の読書の習慣 睡眠に効果はあるか?
  • 寝る前の読書の習慣 睡眠に効果はあるか?
  • 緊張を和らげるため、横隔膜を動かそう
  • 緊張を和らげるため、横隔膜を動かそう
夢しずく