ネコ5



不眠と糖尿病!




不眠症だと糖尿病に
なりやすいという話があります。



それは本当でしょうか?




それについて調査があります。




海外において行われたのですが、

健常の男性6599人に対して
平均15年追跡した調査においては
不眠症の人は、非不眠症の人に対して、


糖尿病の発症リスクが
1.52倍高まることが報告されています。




また我が国日本においても、
8年間の追跡調査で、糖尿病の発症が
有意に高まることが報告されています。



つまり不眠症の人は、そうじゃない人に対して
糖尿病のリスクが高まるのです。



ところで不眠症の人は
糖尿病のリスクが高まるとは
どういうことなのでしょうか?




実は、不眠症→糖尿病ということではなく、
肥満と関係があるのです。


つまり不眠症→肥満→糖尿病という流れなのです。



不眠になると肥満になることは
よく知られています。



睡眠不足により、活動が停滞し、
エネルギーの消費が減少します。


つまり活発に活動できなくなります。


そのため消費エネルギーが減少します。




トカゲ1





また寝不足は生命の危機に直結します。
そのため生物はそれを補うために、
エネルギーを補給しようとします。


つまり食欲が増進するのです。




食べる量が増えて、
消費する量が減少するのですから
肥満につながることは当たり前です。




そして肥満になることが、
糖尿病のリスクを増大させることも
また当たり前でしょう。



また不眠状態でものを食べるということは
脂肪として蓄えられることは
いうまでもありません。


つまり、より多くの脂肪を蓄え、
肥満状態になるということになるのです。



以前、食べてすぐに寝ると「牛になる」のか?
という記事を書きました



もちろん「牛になる」ことはないのですが、


牛のように太る


ということは言えます。




昔の人は、そのことを指して、


食べてすぐに寝ると牛になる


と言ったのではないか?




不眠をほっておくと、
肥満になり、糖尿病になる。




不眠をることなかれ!




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