睡眠と不眠の間に…!

皆さんよく眠れていますか? 眠れていない皆さんに、眠りのメカニズムと眠りの方法を解説します。

生活リズム

おやつ文化と睡眠の関係!


皆さんよく眠れていますか?
このブログでは読んでいただいている方に、
快適な睡眠ができるような情報を提供しています。




昼食後の昼寝

男性1


仕事をしていると、特にデスクワークでは、
居眠りが大敵になります。

居眠りは午前中は少ないのですが、
午後になると多くなります。

午後の会議でうっかり居眠りした人は
多いのではないですか?


午後の仕事の時に居眠りするのは
昼食を食べるとその消化のために
血液が胃腸の集中して脳貧血が起き、
それ故に眠くなると思われていました。


今でもそう思っている人は多いようです。

しかしそれは間違いです。


昼食をとらなかったり、食事量を小分けにして、
少しずつ食べても午後に居眠りしたくなるのです。

午後の居眠りの原因は、生活リズムにあります。





午後の居眠りの原因は生活リズム

人間は起きて16時間後に眠くなります。

つまり朝7時に起きると夜11時に眠くなる。
それが生活リズムです。


規則正しい生活のためには生活リズムを把握して、
毎日同じ時刻に起きて寝ることが必要となります。


そしてその生活リズムは
半分のリズムもあります。

つまり7時に起きると、
8時間後の3時ごろ眠くなるのです。

あくまで目安ですから
チョッキリではありませんが、
その流れで人は眠くなるのです。


つまり午後の時間に眠くなるのは
昼食ではなく、生活リズムだったのです。


実際に海外で事故を調査したところ、
12時から午後4時ごろに事故が多いことが
わかっています。

これも生活リズムと関係があるのです。






ティータイムの効用!


ネコ5


この時間に眠気が発生するのは万国共通です。
もちろん朝起きて夜寝るという生活をしていると
必ず半日の生活リズムを昼間に刻みます。

だから昼間に眠気が来るのは
仕方がないことなのです。


そこでティータイムが生まれました。


ティータイムで飲むのは紅茶やコーヒーなどです。
これらにはカフェインが入っています。

カフェインは眠気覚ましになるものですから、
昼間の眠気には最適です。


ティータイムは大体3時前後、
2~4時ごろに行われるのが一般的です。

イギリスでは紅茶を飲みますが、
大陸ヨーロッパではコーヒーを飲みます。

またティータイムでは談笑をします。
コーヒーや紅茶等カフェインが入った飲み物を、
みんなで一緒に飲みながら談笑することで、
眠気を抑えていたのです。

もちろんティタイムの文化ができたのは
眠気を抑えるために出来たわけではなく、
一つの文化としてできたのですが、

ティータイムをとった方が
よりよく生活できるというのは、
生活の知恵だったのでしょう。





おやつ文化!


実は日本にも「おやつ文化」があります。

昔は1日2食だったのですが、
江戸時代も元禄時代になると、
「中食(ちゅうじき)」「間食(かんじき)」が
行われるようになった。

これがおやつ文化の始まりです。

おやつとは「八つ」という意味で、
これは昔の時間の呼び方で2~4時を指します。

つまりヨーロッパのティータイムと一緒なのです。


日本でも食事の間が空き過ぎて
能率が悪くなるのと、睡眠対策のために
おやつの時間ができたのでしょう。

この方が効率が良いからです。


つまりヨーロッパのティータイムと日本おやつは
昼寝対策という意味も持っていたのです。

洋の東西でも睡眠対策は必要だったのですね。


女性2



宇宙での眠り 宇宙で最初に眠った人とは?



皆さんよく眠れていますか?
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宇宙で最初に眠った人!
女性5


人類初の宇宙飛行に成功したのは
旧ソ連のガガーリンである。

しかし彼は1時間半ほどで
地球を1週して終了したので眠ることは無かった。


実際に宇宙空間で最初に眠った人間は
同じソ連のゲルマン=チトフであった。

彼はガガーリンの4か月後に飛び立ち、
25.7時間の宇宙飛行を記録した。

つまり初めて1日以上生活したのだ。





宇宙空間の眠り

ネコ3



高度400km以上では無重力状態にある。
実際には微弱な重力がある「微小重力状態」

この時に全身が脱力すると、上肢が前方に上がり、
股関節と膝関節が曲がった状態になる。


この状態はプールなど広い水中で脱力すると
ほぼ同じような状態になる。


この姿は非常な違和感があり、
宇宙飛行士はまずこの姿に慣れなくてはならない。


寝具は固定されている寝袋の様なもので、
人によっては上半身を出して寝ている。


有人飛行の最初は興奮や不安などから
安静な睡眠がとれた人は稀であった。

通常とは全く違う環境なので仕方がない面もある。


例えば月の到達したアポロ計画では
機器の不具合でしばしば睡眠が不規則になり、
日中の耐え難い眠りに対応するため、
覚せい剤を使ったという記録もある。

その後、長期間の宇宙生活により、
化学的な発見もあり、睡眠環境も整うことになる。





スペースシャトルの運用
ネコ6


いろいろな知見が発見されて、
宇宙飛行士の運用にも影響を与えた。

例えばアメリカのスペースシャトルでは
打ち上げと着陸の時間に制約がある

その準備のために宇宙飛行士は
打ち上げと着陸の予定時間の
それぞれ11時間前と8時間前に起床するという
運用上の決まりが設けられている。

そのため2週間程度の飛行期間中には
約5時間の時間を短縮しなければならず、
飛行中の1日を23時間40分とすること、

飛行中の数日間に一度は1~2時間の
早寝・早起きをするスケジュールが組まれた。

そのため天候不順のため
打ち上げが1日延長されるたびに
起床時間が変更されるなど細かな制約がある。


因みに宇宙ステーションの運用では
1日24時間で運用されているが、
基準は英のグリニッチ時刻が採用されている。

その理由はソ連(モスクワ)と
アメリカ(ヒューストン)の中間であるからだ。

ここでも米ソの影響力が強いことが示されている。


日本でもコントロールセンターがあるが、
日本の実験棟「きぼう」のためには、
日本では時差勤務を強いられることになる。



このように宇宙空間での睡眠は
大変な労力を強いられるが、
最初に宇宙で眠った前出のゲルマン=チトフは

素晴らしい眠りだった。浮遊感の中、
赤ちゃんのようにぐっすり眠った

とコメントしている。


当時はチトフしか経験していないので、
言いたい放題だったかもしれない。

女性6







大人も朝の楽しみを!



男性5



朝の楽しみで、早起きを!



以前、子供を早寝早起きにするためには
朝の楽しみを作ることを提案しました。

それについては下を参照してください。
http://kaitekisuimin01.com/archives/22764939.html



早く起きないというのは
夜更かしをする子供が多いということです。


夜更かしをすると
睡眠時間が足りず、情緒不安定になり、
キレやすい子供が増える。


そのためには
早寝早起きの習慣をつけさせ、
十分な睡眠時間をとり、
なおかつ規則正しい生活をすることが必要です。



そのためには
朝早く起きる習慣をつけることが必要です。




しかしコンビニが24時間やっており、
インターネットが発達している昨今、
夜更かしをすることが容易になりました。


そこで朝早く起きると
好きなことができる「お楽しみの時間」を作り、
子供を早起きにさせるように提案しました。






例えばゲームの好きな子供がいると、
夜にゲームをやることは厳禁にします。


しかし朝早起きをしたら、

朝食の時間まではゲームをしても良い

と決めるのです。



そうすると子供は
早く起きるメリットを感じて
早起きするようになります。



もちろん早起きと言っても
2時や3時に起きても困る訳で、
時間は決める必要はあります。



例えば
6時まではしっかり寝ること…とか



しかしそれ以降は、朝食までの時間は
いくらやっても良いと決めます。



これはゲームでなくても例えばお菓子とか、
アイスクリームとかでもいいでしょう。


ある程度の制限の下で、
子供の朝の楽しみを作ってあげるのです。


これによって、
早起きするモチベーションが上がります。



もしかしたら
朝の時間を有効に使うために
学校へ行く支度を昨夜のうちに
するようになるかもしれません。



夜更かしの習慣は
特に子供には有害です。



そのための早寝早起きの習慣をつけるため
このような方策が有効だと思います。





ところでこれは子供だけではなく、
大人に対しても有効なのです。




女性5







大人にも朝の楽しみを!



朝起きたら好きなことができる。


もしくは朝起きた時の楽しみを作る




こういったことであれば、
朝起きるのが楽しみになります。


そして早起きの習慣ができるようになります。




特に子供時代と違って大人の場合、
睡眠時間が短くなります。


つまり早起きになるのです。




そのため早起きには
それほど苦労しないはずです。




そのため例えば朝起きたら、
30分ほど散歩するとか、


好着な読書にあてるとか、



時間を有効に使って
自分の好きなことをやりましょう。


やはり朝は体を動かすことが望ましいのですが、
DVDを見るのでも構いません。



早起きの習慣を作ると、
自然に生活リズムが良くなります。


朝の時間の有効活用に利用しましょう。



ネコ2





子供の夜更かしをやめさせる方法



夜泣き2




夜更かしする子はキレやすい!



最近は夜更かしする環境が整っています。


24時間でコンビニがやっていて、
テレビの深夜放送もある。


それ以外にもレンタルDVDがあり、
インターネットもある。



夜中に活動することが
容易にできるのです。





このような環境になかにいると、
大人だけではなく、子供も夜更かしをします


当然なことに、大人が夜遅くまで起きていると
子供も気になります。


昔、私が子供の時には
父親が見ている9時からの映画が気になって
寝られませんでした。


そういったように
大人が夜更かしすると子供も夜更かしします。




そうするとどうなるかというと、
子供の情緒が不安定になります。



つまりキレやすくなるのです。








子供の成長にもマイナス



子供は成長します。


その時に成長ホルモンを出し、
実際に成長に資するのですが、


その成長ホルモンは
寝ている時に分泌されます。



寝る子は育つというように
実際に良く寝る子は、よく成長するのです。



しかし寝不足だと
成長ホルモンの分泌が乱れます。


さらに寝不足による集中力の欠如により、
情緒が不安定になり、キレやすくなるのです。



また子供のころから
乱れた生活パターンを繰り返していると、
大人になってからも悪いパターンが治りません。


そうならないためには
子供のころから夜更かしの習慣を
早めに修正することが必要となります。



ネコ9




夜更かしの習慣を治す



子供は夜更かしが好きです。
もちろん大人も大好きですが、
子供は夜更かししたいのです。


そうすると当然早く起きることはできません。




そこに

「早く寝なさい」とか

「早く起きなさい」

とか言っても、効果が薄いのが実情です。






ではどうすればよいのでしょうか?






それは朝に
楽しみの時間を作ることです。




例えばゲームの好きな子供がいると、
夜にゲームをやることは厳禁にします。


しかし朝早起きをしたら、

朝食の時間まではゲームをしても良い

と決めるのです。



そうすると子供は
早く起きるメリットを感じて
早起きするようになります。



もちろん早起きと言っても
2時や3時に起きても困る訳で、
時間は決める必要はあります。



例えば
6時まではしっかり寝ること…とか



しかしそれ以降は、朝食までの時間は
いくらゲームをやっても良いと決めます。



これはゲームでなくても例えばお菓子とか、
アイスクリームとかでもいいでしょう。


ある程度の制限の下で、
子供の朝の楽しみを作ってあげるのです。


これによって、
早起きするモチベーションが上がります。



もしかしたら
朝の時間を有効に使うために
学校へ行く支度を昨夜のうちに
するようになるかもしれません。



夜更かしの習慣は
特に子供には有害です。


成長ホルモンの分泌にも影響しますし、
日常の集中力の欠如にもなります。


そのために
早寝早起きの習慣をつけることが必要です。



そのためには
子供の楽しみを上手に使うことが
効果的でしょう。


ネコ2

定年退職と不眠!



ネコ3



定年になると眠れない!



毎日朝早く起きて、
満員電車に揺られて、会社に出かける。



そういう生活を30年も40年も続けて、
やっと迎えるのが定年です。



会社員の時にはこう思ったでしょう。



定年になれば、
毎日ゆっくり寝られる
…と。






実はそうでもないのです。





定年退職をすると、
よく夜中に目覚めて眠りが浅くなった
という人も多いのです。


定年になると
むしろ眠りの質が悪くなる。




こういうことって多いのです。






それはどうしてでしょうか?


それには3つの理由があります。







定年になると眠れない理由!



1つ目は生き甲斐の喪失です



実は長く勤めていると、
それが習慣になってしまいます。


特に仕事人間だった人には
”仕事が趣味”という人も多く、
その仕事がなくなることにより、



生き甲斐が喪失することになります。


そういう人は心に
ポッカリ穴が開いたようになり、
空虚感で眠れなくなります。



自分の生き甲斐がなくなった。
これから何を楽しみにして過ごせばいいんだ。


こういった状況に苛まれて、
逆に眠れなくなるのです。



イヌ1





生活リズムの変化!


それからもう一つの理由は
生活リズムの変化です。


当然ですが、
毎日会社に行っていた生活は
自分の生活にリズムを生み出します。


朝何時に起きて、何時の電車に乗り、
何時に会社に着き、何時まで働いて
何時に帰る。



これが体にしみ込んだ
リズムになるのです。



例えば
夜12時に寝て朝6時に起きていた人が
9時まで寝ようとすると
3時間多く寝ることになります


その3時間はこれまで
働いていた時間に入っていきます。


その分、生活リズムが変わってきます。


その生活リズムの変化のために、
むしろ眠れなくなるのです。







睡眠時間の短縮!



最後の理由は睡眠時間の短縮です。


実は退職とは関係ないのですが、
人間は年をとると眠りが浅くなります


それは若い時と比べて
睡眠の必要性が薄れてくるからです。


ある調査では若者は
時間以上眠らなければならないそうですが、
年を取るとそうではありません。


もっと短くて済むのです。



これは退職とは関係なく、
誰にでも起きることなのですが、



退職を機に生活リズムが変化することと、
長く寝床に入っていることで、
睡眠自体が浅くなるのです。


睡眠の必要量が減っている時に
これまでより長く眠るのですから
睡眠が「薄まる」のです。



そのためこれまでより眠りが浅く、
ふとしたことで覚醒することになります。




定年退職すると、
心ゆくまで眠ってやろうと思うかもしれませんが、
なかなか難しいのが実情です。



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