睡眠と不眠の間に…!

皆さんよく眠れていますか? 眠れていない皆さんに、眠りのメカニズムと眠りの方法を解説します。

アルツハイマー

不眠とアルツハイマー 最近のニュース!



ネコ3



不眠とアルツハイマー



以前、不眠症とアルツハイマーの関係を
指摘した記事を書きました。



不眠になると、頭がボケる!アミロイドβ蛋白!」





この記事はアルツハイマーの原因となる
アミロイドβ蛋白が睡眠不足だと
脳に蓄積することを書きました。




因みにアルツハイマー病は
現在でも完全に解明されているものではなく、
原因が特定されているものではありません。


しかしアミロイドβ蛋白の脳における蓄積が
その原因であると言われています。





最近そのことで新たな発表がありました。


2017年7月6日配信のCNNですが、
以下の記事が載りました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-35103862-cnn-int

睡眠障害、アルツハイマー引き起こす要因か 米研究



睡眠の質が悪いと脳内に老廃物や
病変タンパク質が蓄積し、
アルツハイマー病を引き起こす原因になる
可能性があるという研究結果が、
このほど米神経学会誌に発表された。


十分な睡眠が取れずにいる人は、
米国の人口の約3分の1、
世界では45%に上っている。


今回の研究は
米ウィスコンシン・アルツハイマー病
研究センターなどの研究チームが実施。
認知症状のない健康な大人101人
(平均年齢63歳)の脊髄液を調べて、
睡眠の質と、アルツハイマー病に関連する
さまざまなタンパク質との関係を調査した。


その結果、睡眠障害を訴える人ほど、
タウ・タンパク質の病変や脳細胞の損傷
および炎症の形跡が見られることが判明した。
タウ・タンパク質は細胞の安定や構造を支える
タンパク質で、最近の研究では病変した
タウ・タンパク質の蓄積が、
アルツハイマー病進行の兆候である可能性が
指摘されている。





ネコ4




この中でタウ・タンパク質の病変が原因であると
研究チームは指摘しています。


タウ・タンパク質は細胞の安定や
構造を支えるタンパク質で


これが病変して、蓄積することで、
アルツハイマー発症の可能性を指摘しています。





他方、前回書いたアミロイドβ蛋白の場合は、
病変せず、蓄積するだけでアルツハイマーが
発症する危険性があります。


そのため睡眠により、
脳内からスムーズに排出することが求められる。



タウ・タンパク質は、
病変したものが蓄積することで
発症すると考えられている。





いずれにせよアルツハイマーは
有害物質が脳に蓄積することで発症します。



睡眠はその物質を排出します。






今回の研究チームでは

「脳の健康のために、
 7~8時間の睡眠が欠かせない」

と指摘しています。





健康な生活は、快適な睡眠から。



快適な睡眠をして、

健康な生活を送りましょう。



男性3




不眠になると、頭がボケる!アミロイドβ蛋白!


男性5


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アミロイドβ蛋白!


人はなぜ眠るのか?


これについては幾つかの説がありますが、
結論は出ていません


何となく思うのは
体や脳を休めることですが、


どうして体や脳を休めるのでしょうか?



体は筋肉に疲労がたまると
動くことができなくなるからだと言われますが、
脳はどうして休ませなければならないのですか?


それについては
確定的なことがわかっていませんが、
つい最近新たなことがわかってきました。


それはアミロイドβ蛋白です。




アミロイドとは
特定の構造を持つたんぱく質で、
これが沈着すると様々な病気が起こるとされます。


特にアミロイドβ蛋白は
アルツハイマー病の原因と考えられています。


アミロイドβ蛋白が脳に溜まってくると
アルツハイマー病が始まると考えられているのです。




動物実験によると
覚醒時には脳を覆っている脳脊髄液で
アミロイドβ蛋白の濃度が
上昇することがわかっています。


そして眠っている夜間は
脳脊髄液のアミロイドβ蛋白濃度が低下します。



アルツハイマー病の原因物質が
活動中は濃度が上昇し、
睡眠中は低下するのです。



因みに脳脊髄液とは
脳や脊髄の間を覆っている液体で、
体液の一種です。


脳などを保護する目的で作られます。


ネコ3


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どうして低下するのか?


ではどうしてアミロイドβ蛋白の濃度が
低下するのでしょうか?


この理由は、睡眠中の方が覚醒中より、
脳の髄液中を自由に行き来できる
空間が広がるためです。


髄液の中をアミロイドβ蛋白が
自由に移動でき、排出されるためと考えられます。


単純化して言うと、
寝ている時には水量が増大して
排出されるというイメージです。


もちろん実際には脳脊髄液は増加しません。
しかし自由に動ける空間が増えることで、
排出が容易になるのです。


そういう意味では睡眠とは
脳に有害な物質が溜まり、
定着することを防いでいると言えるでしょう。


眠らなければボケてしまうとは
よく言ったものです。


事実、アルツハイマー病
かかりやすくなるのですから。








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