皆さんよく眠れていますか?
このブログでは読んでいただいている方に、
快適な睡眠ができるような情報を提供しています。
◎昼食後の昼寝
仕事をしていると、特にデスクワークでは、
居眠りが大敵になります。
居眠りは午前中は少ないのですが、
午後になると多くなります。
午後の会議でうっかり居眠りした人は
多いのではないですか?
午後の仕事の時に居眠りするのは
昼食を食べるとその消化のために
血液が胃腸の集中して脳貧血が起き、
それ故に眠くなると思われていました。
今でもそう思っている人は多いようです。
しかしそれは間違いです。
昼食をとらなかったり、食事量を小分けにして、
少しずつ食べても午後に居眠りしたくなるのです。
午後の居眠りの原因は、生活リズムにあります。
◎午後の居眠りの原因は生活リズム
人間は起きて16時間後に眠くなります。
つまり朝7時に起きると夜11時に眠くなる。
それが生活リズムです。
規則正しい生活のためには生活リズムを把握して、
毎日同じ時刻に起きて寝ることが必要となります。
そしてその生活リズムは
半分のリズムもあります。
つまり7時に起きると、
8時間後の3時ごろ眠くなるのです。
あくまで目安ですから
チョッキリではありませんが、
その流れで人は眠くなるのです。
つまり午後の時間に眠くなるのは
昼食ではなく、生活リズムだったのです。
実際に海外で事故を調査したところ、
12時から午後4時ごろに事故が多いことが
わかっています。
これも生活リズムと関係があるのです。
◎ティータイムの効用!
この時間に眠気が発生するのは万国共通です。
もちろん朝起きて夜寝るという生活をしていると
必ず半日の生活リズムを昼間に刻みます。
だから昼間に眠気が来るのは
仕方がないことなのです。
そこでティータイムが生まれました。
ティータイムで飲むのは紅茶やコーヒーなどです。
これらにはカフェインが入っています。
カフェインは眠気覚ましになるものですから、
昼間の眠気には最適です。
ティータイムは大体3時前後、
2~4時ごろに行われるのが一般的です。
イギリスでは紅茶を飲みますが、
大陸ヨーロッパではコーヒーを飲みます。
またティータイムでは談笑をします。
コーヒーや紅茶等カフェインが入った飲み物を、
みんなで一緒に飲みながら談笑することで、
眠気を抑えていたのです。
もちろんティタイムの文化ができたのは
眠気を抑えるために出来たわけではなく、
一つの文化としてできたのですが、
ティータイムをとった方が
よりよく生活できるというのは、
生活の知恵だったのでしょう。
◎おやつ文化!
実は日本にも「おやつ文化」があります。
昔は1日2食だったのですが、
江戸時代も元禄時代になると、
「中食(ちゅうじき)」「間食(かんじき)」が
行われるようになった。
これがおやつ文化の始まりです。
おやつとは「八つ」という意味で、
これは昔の時間の呼び方で2~4時を指します。
つまりヨーロッパのティータイムと一緒なのです。
日本でも食事の間が空き過ぎて
能率が悪くなるのと、睡眠対策のために
おやつの時間ができたのでしょう。
この方が効率が良いからです。
つまりヨーロッパのティータイムと日本おやつは
昼寝対策という意味も持っていたのです。
洋の東西でも睡眠対策は必要だったのですね。