ネコ5



不眠の原因!



不眠症の初期は、
何らかの原因によって発生します。




その原因には、

心理的要因身体的要因など様々です。



しかし必ずしも同じ原因でも
症状が発生する訳ではありません。




同じ心理的要因=ストレスを受けても
不眠が発生しない人もいます。


これらは当然、個人差があります。




しかし多くのケースで見られるのは

「急性」→「慢性化」へのプロセスです。






そうです。



不眠症は「慢性化」するのです。

そしてそれは怖いことです。







不眠の原因!


不眠は「身体的要因」「心理的要因」が最多です。
それ以外にも高齢者などには「生理的な要因」も
高い比率を示します。



このように色々な原因で不眠が発生しますが、
その後の過程で、「慢性化」をします。




最初は数日程度の急性不眠症を示します。


例えば仕事のストレスとか人間関係とか、
何らかの原因で起きます。


仕事のストレスなら、
その仕事が終わったら無くなるはずですが、
実は原因がなくなっても
不眠症状が治まらないことがあります。




実は約半数が慢性化するのです。


ネコ4





慢性化の要因!



なぜ慢性化が起きるのかというと、
これもいろいろな原因があるのですが、
過覚醒傾向が生じるからです。



過覚醒傾向とは、不眠症になることにより、
睡眠に対する緊張状態を生み、
それがより覚醒状態を助長することを言います。



もう少し具体的に書いていくと、



仕事や恋愛関係などによるトラブル

   ↓

不眠症が表れる(急性)。

   ↓

睡眠できず、寝床で緊張状態を強いられる
「早く寝なきゃ」「明日辛いから寝なきゃ」など。

   ↓

睡眠不足から昼間眠くなり、昼寝をする。
また飲酒量が増えて、より覚醒する
※飲酒は寝つきを良くするが、中途覚醒をする。

   ↓

より寝床で眠れなくなる

   ↓

焦燥感と不安に襲われる

   ↓

寝ることへの恐怖が芽生える
※一生寝られないかも…等

   ↓

不眠の慢性化



という流れになります。





最初のキッカケは急性不眠症ですが、
それが原因で「寝ることが怖くなる」


それが慢性不眠症になるのだ。





急性不眠症から慢性不眠症になるのは


「眠ることが怖くなる」


ことが要因となります。



それが焦燥感を生み、さらに過覚醒傾向を作り、
より眠れなくなるという悪循環を生みます。



こういったことをなくすためには

急性不眠の時、つまり原因がはっきりしている時に
しっかりとした対策を打たなければいけません。


不眠への対策は色々ありますが、
まず寝床でリラックスしなければなりません。



不眠になると、寝床で緊張しますが、
それでは逆効果です。


一生懸命寝ようとすることが
過覚醒傾向を助長するのです。



一生懸命寝ようとしない。


眠くなるのを気長に待つ。



こういった心構えで、
不眠の対処しましょう。



女性1