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いびきをするのはどうしてか?



いびきや歯ぎしりはたまにするのであれば
それほど問題ではありません。


しかし毎日あったり、睡眠の妨げになるようなら
改善する必要があります。



いびきは寝ている時に呼吸するときに
口の奥にある口蓋垂(のどちんこ)が振動する
ことによって起こります。


肥満や加齢で気道が狭くなると、
呼吸のたびに振動していびきが出るのです。



気道の広さには個人差があります。
それ故にもともと狭い人がいて、
そういう人は先天的にいびきをします。


しかし肥満により余分な脂肪がついて
気道を圧迫することもあります。


そうすると狭い気道を通る時に
いびきが出ることになります。



そういった場合、肥満を解消すると
いびきの程度が軽くなります




またお酒を飲むと
いびきがひどくなることがあります。


これはアルコールが入ると
筋肉が弛緩されて気道が狭くなるためです。


それ以外にも加齢によって、
体中の筋肉が弛緩することで
気道が狭くなります。



いずれにせよ、
いびきは気道が狭くなることによって起きます
気道が狭くなることは呼吸を阻害し、
そのため快適な睡眠を阻害することになります。


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寝る姿勢による効果!


いびきは寝る姿勢によっても違ってきます。


仰向けに寝ると、
気道上部の筋肉が下に落ち込んで、
気道が狭くなります。


そのためいびきをよくかく人は
仰向けには寝ない方が良いでしょう。


そういう人は仰向けではなく、
横向きやうつ伏せになって寝ることで、
いびきの防止につながります。



また仰向けで寝たい人は
気道を確保することが重要なので、
その場合、枕を低くするという方法があります。


枕が高いと、いわゆる顎を引いた状態になり、
気道が狭くなります。


そのためにいびきがひどくなります。



枕が低くなると、逆に顎を突き出した状態になり、
その分気道の確保が容易になります。


枕を低くするか、
もしくはいっそのこと枕をやめて、
タオルで代用するしましょう。



バスタオルなどの厚手のタオルを折り畳み、
何枚か重ねて厚みを作ります。



それで寝るのです。



もちろんタオルを重ねるのですから
厚さは思いのままです。


さらに肌触りも良質なタオルを上に持ってくれば
いくらでも改良が可能です。




いびきのひどい人は
一度試してみるのもいいでしょう。






ところでいびきと並んで
音を立てるものと言えば歯ぎしりです。


ただし歯ぎしりは、
歯のかみ合わせによる要因が大きく、
付け焼刃ではうまくいきません。


もちろんストレスが溜まっていると、
なりやすいのですが、


かみ合わせの要因も大きいのです。



歯ぎしりで悩んでいる人は
口腔外科や歯医者で治療すべきでしょう。



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