男性5



24時間社会



24時間社会になって久しい。



昔は夜にやっている店などなかったが、
砂金ではコンビニやファミレスなど
深夜にやっているのが当たり前になりました。


このような深夜に働いている人のおかげで
我々の豊かな生活が成り立っている。




因みにヨーロッパでは、
250年前に警察などが
夜間に活動するようになった。


それ故に夜にぐっすり眠れるようになったのだ。




日本でも江戸の昔から夜回りが行われている。





人が寝ている時間に働くことで、
ほかの人々の安心安全を確保している。


それ自体は喜ばしいものだ。









時差ぼけ!


24時間社会になると、
生活リズムが狂います。



人は太陽とともに生きています。



太陽が昇ると活動し、沈むと寝る。




そのための生活リズム
人間の体に息づいています。




人は起床により
生活リズムがリセットされます。


もう少し具体的に書くと、
太陽光を浴びると体内時計がリセットされます。


それから睡眠へのカウントダウンが始まり、
起きて16時間後に眠くなるのです。



だから生活リズムは大切ですが、
そのリズムを自ら壊すこともあります。



それが時差ぼけです。


ネコ8




時間調整!


体内時計は約24時間でリズムを刻んでいます。


しかし時差ぼけ=海外旅行は
そのリズムを壊します


それは私的でも仕事でも同じことです。
生活リズムを壊すのです。




先ほども書いたように
人は太陽とともに生活しています。



海外旅行を行くときは
最初出発地の時間に体内時計が同調しています。


しかし到着地では時間が違うため、
体内時計との齟齬が生まれます。


これが生活リズムを壊し、
体調への影響を起こします。


特に問題なのは眠れないことです。




これらは人が太陽とともに
約24時間のリズムで生活していたため、
仕方がなく起きることです。








西より東!


一般的に、西へ行くより、
東の方が時差ぼけは激しいのです。


その理由は
入眠障害が起こりにくいからです



24時に寝て、7時に起きる生活をしている人が、
時差8時間のヨーロッパに行くとします。


この時同様に24時から7時に眠ると、
日本時間では朝の8時から15時に寝ます。


これは早朝(朝8時)という、
内部体温が低い時間に眠ることになるので、
入眠障害が起きにくいのです。


ただし、日本の昼にかけて眠ることになるので、
睡眠の後半が浅く、中途覚醒は起こりやすい。





東に行く場合はその逆です。
例えば時差7時間の米西海岸へ行くときには
日本時間の17時から24時に起床します。


この時間はまだまだ活動時間なので、
内部体温が下がらず、なかなか寝付けません


その代わり睡眠後半はじっくり眠れます。




睡眠障害は入眠障害が主ですから、
寝付けないのはつらいことです。



時差ぼけは到着時間の時刻に
早く体内時計を合わせることです。



飛行機の中から
到着時刻に合わせた生活をしましょう。


ネコ5