ネコ2



我が国最初の睡眠研究!




我が国では古代の昔から、
睡眠に関する記述がありました。


古代の昔はを神のお告げや
未来への啓示と受け取っていました。


その後、「悪夢」を知るようになり、
悪い夢を見ることで、厄払いになるとか、
むしろ「正夢」だとか言うようになりました。



いずれにせよ夢の研究とは、
睡眠研究の第一歩となったのです。




ところでその睡眠を利用しようとした
最初の実験は何かというと、
それは…あの…



忍者でした!




今では忍者というのは世界的なブランドになり、
海外では映画になるほどでした。


その忍者も日本人の目から見ると、

これが忍者?

というのも少なくなく、



あのアメリカで、
黒装束で活動しているのです。




それは目立つだろう(笑)



実際に日本でも夜に活動しなければ、
黒装束などに身を包みません。


だって忍者は目立つことはご法度ですから。



しかし海外で人気の忍者というのは、
大抵、黒装束に身を包み、
アメリカなどの諸外国で活動しているようです。


普通はないのですが、
もうそういうイメージが定着したようです。





その忍者が睡眠の最初の利用実験をしたのです。



それはまさに歴史的瞬間でした。



イヌ1





最初の実験!



忍者はどういう実験をしたのでしょうか?

そしてどうして睡眠の実験をしたのでしょうか?




忍者には幾つかの流派がありますが、
有名なところでは甲賀伊賀でしょう。


今回の実験をしたのは甲賀」の忍者です。



彼らは昔から毒の研究で知られ、
毒矢や武器に使用する毒物を植物や動物から
抽出するなどの実験をしていました。


その活動は現代の薬理学の発祥の地であると
言う人もいるくらいです。



現在でも博物館には様々な生薬やその植物などが
保存されています。





そして甲賀の忍者がやった実験とは
眠っている犬の血液を抜く」という実験です。


これは眠り薬を作る実験で、
眠っている犬の血液を乾燥させ、
「眠り薬」を生成しようとしたのです。




もちろん全く効かなかったようですが!






それから時代は下り、
名古屋大学の前身の愛知医学専門学校で、
犬の実験を行いました。



その実験は犬を長時間眠らせないで、
その状態のまま髄液を取り出し、
別の十分睡眠をとった犬の脳内に注入する
という実験をしました。



そうすると睡眠を誘発させることができました。



これは脳内で作られる睡眠物質、
ホルモンの化学物質が睡眠を
誘発させるからと言われています。



実は同じような研究はフランスにもありましたが、
日本の事例が最初の事例なのです。



このような実験の成果が、
日本の睡眠研究を推進していたのです。



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