夜泣き1



ナルコレプシーを抑える物質



ナルコレプシーという病気があります。

睡眠発作や過眠症などと言われ、

昼間起きている時に

に脱力するように眠る病気


その症状は場所を選ばず、
大事な会議や恋人との語らいなどの時にも
急に寝てしまうことになります。


急激に耐えがたい眠気に襲われるため
車の運転などで、事故を誘発することがあります。


詳しくはこちらの記事を参照してください。







ナルコレプシーは根本的な治療法がなかったが、
このほど筑波大学の研究チームが
症状を抑える物質の開発に成功したと発表した。



ネコ9





5月16日の記事!


その記事は5月16日に新聞各紙に載ったが、
その中で読売新聞の記事を引用しよう。


読売新聞 5月16日 13:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170516-00050054-yom-sci



ーーー<引用開始>---------ーーー


眠気の「ナルコレプシー」、抑える物質開発


強い眠気などの発作が起きる病気
「ナルコレプシー」の症状を抑える物質を開発し、
マウスで効果を確認したと、筑波大の研究チームが
発表した。


論文が16日、
米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。


ナルコレプシーは、
およそ1000~2000人に1人の率で
発症するとされる。


激しい眠気や全身が脱力する発作などに襲われるが、
今のところ根本的な治療薬はない。

 
チームは、
覚醒状態を維持する脳内物質「オレキシン」が、
多くの患者で欠乏していることに着目。


オレキシンと同じように
神経細胞に働きかける化学物質を探し、
改良を加えて治療薬の候補物質を開発した。

 
この物質をナルコレプシーを
起こさせたマウスに注射したところ、
症状が改善し、全身脱力などの発作も
防ぐことができたという。


ーーー<引用ここまで>---------






ナルコレプシーは記事にある通り、
根本的な治療法がない病気です。


しかも知名度があまりなく、
そのため患者はつらい思いをしてきました


まあ会議中に眠るなんて

やる気がない


と思われるでしょう。




また感情の起伏が脱力につながり、
急激に眠ることから、
大声で笑ったり、悲しんだりができません。


発作を恐れて、感情を抑えるようになります




今回のニュースは
このように苦しんでいる患者に
希望をもたらすものでしょう。


症状を抑える物質を特定したということは
薬(?)の開発まであと一歩でしょう。


もちろん開発には
慎重を期さなければなりませんが、


できるだけ迅速に行ってもらいたいものです。


患者たちは首を長くして待っていることですから。

イヌ1