皆さんよく眠れていますか?
このブログでは読んでいただいている方に、
快適な睡眠ができるような情報を提供しています。
◎音と睡眠!
騒音があると眠りにくくなります。
今ではかなり少なくなりましたが、
昔は暴走族などがいて、休日前になると
うるさい音を出して、通りを走り回っていました。
しかもゆっくり走る。
これはおおいに安眠妨害になったものです。
他方、旅行などで田舎に行くと、
あまり騒音はしません。
夏などは虫の声がうるさいくらいにしますが、
冬などではほとんど音がしない場所もあります。
まさに死の世界の様です。
「しんしんとする」という言葉がありますが、
こういう時には音がしないものです。
しかし都会の音に慣れた人から言わせると、
あまりにも静かすぎると、眠れない。
日常的に若干の物音がしている場所に住んでいると、
そこと違ってまったく音がしないと、
違和感があるのです。
おかげで寝不足になるということもあります。
以前、朝早く起きるので、
「目覚ましを貸してくれ!」
と言われて、貸したことがありましたが、
カチカチという音がうるさくて
眠れないといわれました。
このようにあまりにも大きな音なら別ですが、
音というのは人それぞれで、違ってくるのです。
これは日常と違う音がすると、
気になるということを示しています。
◎大きな音の限界!
人間は100ホンを越える音を日常に晒されると、
日常的に問題は起こるといわれています。
つまり血圧上昇、発汗増加、心拍数増加などです。
さらに難聴になるとも言われています。
少なくとも一定以上に大きい音は
睡眠にとっては妨げになるというのは
容易に理解できるでしょう。
そう言う面ではある程度の日常の音は
睡眠の妨げにはなりませんが、
そうじゃない場合には眠れなくなり、
日常生活にも障害を発生します。
◎音楽を睡眠に
逆に音楽には、睡眠に誘う効果もあります。
緩やかな音楽を流して、リラックス効果を出せば、
緊張感も緩み、睡眠になりやすい状態になります。
脳波にアルファー波(リラックスの指標)が出て、
心拍数はゆっくりとなり、皮膚温が上昇します。
皮膚温が上昇すると、体内の深部体温が低下し、
深部体温が下がると眠りにつきます。
冷え性の女性が眠りにつきにくいのは、
体温が下がらないためであり、
寒いからではありません。
穏やかな音楽は皮膚温の上昇により、
熱を発散させて、深部体温を下げる効果があります。
音は睡眠の妨げになります。
しかし不用意に排除するのは
むしろ睡眠妨害になります。
音に関してもできるだけ
日常生活を維持することが安眠に必要です。